各駅食堂日記 4 『不二屋食堂』富山県
今回は富山県!!
あいの風とやま鉄道というローカル線に乗ります!「あいの風」とは富山県の言葉。春先この辺りに海から吹き込む風で、五穀豊穣を運ぶ縁起の良い風、とされているそうです。
最寄りまで移動。富山から二駅の小杉駅。駅間が長くて、20分くらいかかった気がします。
駅前!
反対側はこんな感じ。
周辺は宿場町っぽい雰囲気。調べてみると、やはりそうだったようです。道路の両サイドに、同じような幅の区画が整理されているのが宿場町の特徴。各宿、店がなるべく均等にビジネスチャンスを得られるように。必然的に幅は狭いけど奥行きの広い、細長い建物が多くなります。
風情のある酒屋さんもありました。
そんな中にひっそりと佇む不二屋食堂。小杉駅南口から徒歩10分ほど。わざわざここ狙いで小杉駅に降りたのは私くらいのもんでしょうか?おススメかつNo. 1メニューは「カツ丼」とのことです。
ちゃく丼!これまで4回アップした各駅食堂日記ですが、うち3回がカツ丼ですね笑 まあ確かにカツ丼は好きですが。もちろん味は最高!の一言。なんて言うんでしょう、こういう味が日常であれば凄く幸せって事ですよね。この食堂は、近隣の人々のQOL向上に非常に大きく貢献しているわけです。
しかも650円。安い!!
150円で小うどんが追加出来ます。富山ならではの!っていう感じはないのですが、おあつらえ向きのキラキラした物よりも、こういった普遍的なものにスポットを当てる事に価値があると思うのです。間違いなくこの時代の日本を代表する味なんでしょう。今では伺い知ることは難しいものの江戸時代には江戸時代でそれがあったでしょうし、平安時代にもそれがあったはず。ただそういったものは珍しくなくて記録に残りにくいのかもしれませんね。
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